【体験談】自然分娩後、排尿ができなくなった私の1週間

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出産は命がけ、とよく聞きますが、まさか自分が“排尿できなくなる”という後遺症に直面するとは思ってもいませんでした。今回は、アラサー1児の母である私が、自然分娩のあとに経験した「排尿障害」について、赤裸々に書いてみようと思います。もし同じような経験をされている方がいれば、少しでも心が軽くなれば嬉しいです。

想像の何倍も大変だったお産


出産は予定日より2週間早い、37週目。

早朝にタラ〜っと何かが垂れたような感覚がしてこれが破水・・・?半信半疑のまま一旦病院に電話してみることに。
破水のためすぐに病院に来るよう言われた私は大慌て!!
「だってまだ分娩バッグ準備してない!!!」(←そっちかよ。。。笑)
急いで事前に購入していた分娩グッズを鞄に詰めて病院へ。

病院に着いても陣痛のような痛みは一切なく先生からは自然に陣痛が来るのを待ち、もしこない場合は明日促進剤を打って産みましょうとのこと。
案の定生まれる気配はなく1日目が過ぎ、2日目の朝に促進剤を投与。すぐにきた陣痛を必死に耐えてようやく夜の22時には子宮口全開へ。
助産師さんからは「今日中に会えるね〜」なんて言われ希望が見えていたのも束の間。
一向に生まれる気配がなく3時間が経過。
赤ちゃんの呼吸が苦しくなってきたため、吸引分娩にて出産することに。
長時間の陣痛に耐え、ようやく我が子を抱いた瞬間の感動は今でも忘れられません。


しかし。。。

予期せぬハプニング

産後すぐ、違和感を覚えました。

助産師さんに伝えると、産後はよくあることだと説明され、カテーテルで一時的に排尿を助けてもらいました。けれど、それが1日、2日と続き、「これはおかしい」と感じ始めました。

産後3日目の診察で「排尿障害ですね」と言われたときはショックでした。膀胱の感覚が麻痺して、自力で尿意を感じられず、排尿もできない状態。自然に治る人も多いけれど、私は結局、退院するまでの約1週間、毎日カテーテルによる排尿を続けました。

この期間、赤ちゃんの世話をしながら、毎回「また導尿か…」と思うのは精神的にもつらかったです。尿がたまっているかどうかをいちいち確認しなければならず、「赤ちゃんのことだけ考えたいのに、自分の体も自由にならない」と感じて、涙が出た日もありました。

幸い、その後徐々に感覚が戻り、排尿も少しずつ自力でできるようになりました。完治するまでは更に数週間かかりましたが、「もう一生このままだったらどうしよう」と不安でいっぱいだった時期を思えば、今は本当にありがたく感じます。

まとめ

この経験から学んだのは、「産後の不調は遠慮せず相談すること」「身体の声に耳を傾けること」だと感じました。産後はどうしても赤ちゃん優先になりがちですが、自分の体も大切にしてほしいと思います。

今、同じように悩んでいる方がいたら、どうか一人で抱え込まないでくださいね。

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